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こんにちは辻本デンタルオフィス院長の辻本です
今日は歯周病の話です。
皆さん歯周病って聞いた事ありますよね
でも、患者さんに聞くと歯周病ってどんな病気か知らない方がほとんどです。
歯周病というのは、簡単に言うとお口の中の歯周病菌によって歯茎が腫れて、そのまま放置していると
歯の周りの骨が無くって、歯が揺れてきて抜けちゃう病気です。
歯周病で一度骨がなくなると、戻りません!これが問題!!!
実は、骨のなくなり方によっては歯周再生療法というので骨が戻る可能性がありますが、そのお話はまた今度。
で、歯周病で問題となるのは、生活習慣、ブラッシング、プラーク(細菌の集まりです)なんですが
皆さん聞いたことがある「歯石」これも問題になります
歯石とはプラークが石灰化と言って唾液中のカルシウムやリンを取り込んで石みたくなったものです。
実はこれ自体は悪さはしません。
しかし、この歯石が付いていると、表面がガサガサしているので、細菌がくっつきやすいのです!!!
はい、ここがポイントですね
歯石がある=細菌が付きやすい=歯茎腫れやすい=歯周病なりやすい
なわけです。
歯石は細菌の塊であるプラークが固まったもの、つまり、ブラッシングをしっかりしていればつかないものなのです。
しかし、ついてしまったら歯ブラシでは取れないので、歯科医院で取ってもらわないといけません。
歯石を取るのはクリーニングと思っている人が多いですが、れっきとした歯周病の治療です。
しかし、この歯石、もともとブラッシングしずらい部分につくので、取るのも難しい
歯茎の下についている歯石なんかほんと大変です。
基本的に歯茎の下の歯石は見えないので、盲目的に…つまり手触りとかでここにあるな…とかやりながら取るものなんです
でも、それは昔の話(今もほとんどの医院はそうです)
辻本デンタルオフィスでは、マイクロスコープを使って歯石を取ってます。
そうする事により、歯石の取り残しをとにかく減らす事が出来るんです。(もちろん、その人の技術によりますよw)
動画を見てみましょう。
こんな感じで、隠れた歯石を大きく拡大して見て、しっかりとる。
辻本デンタルオフィスでは、このような治療を標準的に行っています。
歯周病でお困りの方は、ご相談ください
執筆者情報
院長/歯科医師・博士(歯学)
【略歴】
- 2008年
- 日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部附属病院 研修医
- 2009年
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
齲蝕学分野入学 - 2009年~2013年
- 開業医勤務
- 2013年
- 日本顕微鏡歯科学会 認定医取得
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了
博士(歯学)取得 - 2013年~2018年
- 長崎大学大学院
医歯薬学総合研究科齲蝕学分野助教 - 2016年~
- 日本顕微鏡歯科学会代議員
- 2017年
- 日本顕微鏡歯科学会認定指導医取得
デンツプライシロナ エンド公認インストラクター - 2018年
- 辻󠄀本デンタルオフィス開業
【受賞歴】
- 2015年
- 日本歯内療法学会関東甲信越静支部 第9回ウィンターセミナー鈴木賢策賞受賞
第12回日本顕微鏡歯科学会学術大会 大会長賞受賞
開業歯科クリニックでの勤務や大学での研究を経て、
長崎大学の齲蝕学分野助教となり、根管治療の難症例などの治療にあたる。
2018年に「辻󠄀本デンタルオフィス」を開業。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療を得意とし、難症例にも多く対応している。
歯科医師向けの様々なセミナーの講師を務めるほか、歯科関連の雑誌や書籍の執筆等精力的に取り組んでいる。
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