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こんにちは辻本デンタルオフィス院長の辻本です。
さて、今日は前歯の詰め物の着色について
前歯に限らず、詰め物に段差があると、その部分は磨くのが難しく、着色してきてしまいます。
また、歯の詰め物自体も少しずつ着色していく場合もあるので、それによって見た目が悪くなってしまう事が多いのです。
こちらの患者さんは前歯の見た目を気にされていました。
右上の3番目から左の1番目までが特に色が気になりますよね
このような状態だと、つい手で口元を覆ってしまったりと、なかなか口元を気にせず笑う事が出来ませんよね
さて、このような場合、どうするか
選択肢は3つあります。
①詰め物を外して詰め直す(ダイレクトボンディング)
②詰め物を外して付け爪のようなセラミックにする(ラミネートべニア)
前歯の詰め物が気になる。被せ物の色が気になる人へ | 福岡市中央区の歯医者・歯科なら大濠公園駅近くの辻本デンタルオフィスへ (tsujimoto-do.com)
③詰め物を外して、全体を削ってセラミックの冠にする(セラミッククラウン)
それぞれ、メリットデメリットがあります
①→③に行くに従い、歯が削る量が増えます
①は歯科医師の技量により仕上がりがかなり左右されます。再度の着色もあり得ます。
②、③は歯科医師の技量+歯科技工士の技量に左右されますが、①よりもきれいに仕上がる事も多いです。
まあ、ざっくりいうとこんな感じです。
費用的には①<②<③という感じです。
今回は①を選ばれました。
ラバーダム防湿をしてダイレクトボンディングを行っていきます。
段差が無いように、色が合うようにと様々な苦労をしながら詰めていきます。
ダイレクトボンディング後の状態です
広範囲に歯質がなくなっていましたが、無事きれいに詰める事ができました。
ダイレクトボンディングの前後です。
かなり大きく変わりましたね。これなら自信をもって笑えると思います。
辻本デンタルオフィスでは、このような歯の治療も行っています。
治療費4本¥321,200
ご興味のある方はスタッフまたは、院長までお問い合わせください。
辻本デンタルオフィス 辻本真規
執筆者情報
院長/歯科医師・博士(歯学)
【略歴】
- 2008年
- 日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部附属病院 研修医
- 2009年
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
齲蝕学分野入学 - 2009年~2013年
- 開業医勤務
- 2013年
- 日本顕微鏡歯科学会 認定医取得
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了
博士(歯学)取得 - 2013年~2018年
- 長崎大学大学院
医歯薬学総合研究科齲蝕学分野助教 - 2016年~
- 日本顕微鏡歯科学会代議員
- 2017年
- 日本顕微鏡歯科学会認定指導医取得
デンツプライシロナ エンド公認インストラクター - 2018年
- 辻󠄀本デンタルオフィス開業
【受賞歴】
- 2015年
- 日本歯内療法学会関東甲信越静支部 第9回ウィンターセミナー鈴木賢策賞受賞
第12回日本顕微鏡歯科学会学術大会 大会長賞受賞
開業歯科クリニックでの勤務や大学での研究を経て、
長崎大学の齲蝕学分野助教となり、根管治療の難症例などの治療にあたる。
2018年に「辻󠄀本デンタルオフィス」を開業。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療を得意とし、難症例にも多く対応している。
歯科医師向けの様々なセミナーの講師を務めるほか、歯科関連の雑誌や書籍の執筆等精力的に取り組んでいる。
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