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皆さんこんにちは、辻本デンタルオフィス院長の辻本です。
さて、今日は久しぶりのこのシリーズ!①~⑨まで色々答えていきましたが、シリーズ再開です。
うちのブログが一番見られているのが、実はこのシリーズなんですね~
今日は、痛みが取れない!終わらない!根の治療の疑問に答えます⑩
検索ワード上位に来る疑問にお答えします
うちで良く検索されているワードは
根管治療 膿 臭い
根管治療 痛み取れない
根管治療 臭い
根管治療 薬 臭い
歯 詰め物 薬臭い いつまで
根管開放 臭い
根管治療中 臭い
などなのですが、とにかく皆さん臭いんですね!!!
わかりました
その理由をお答えしましょう。
その前に動画を見てみてください
まず、根っこの中を見ると非常に黒くて汚いですね
適切な処置が行われていないと(ラバーダム防湿をしたり、土台を入れる時にきれいな状態で操作をする事も大事)歯の中で細菌が増殖した状態になります
この状態では、細菌が出したガスなどで腐敗臭がします。
生ごみを想像してもらうと分かりやすいですが、そのまま放置していたら細菌が増えて腐って、臭いにおいがしますよね?
歯の中でこれと同じことが起こっていると思っていただければ良いです。
これを解決するにはどうするか?
単純です
根の中の生ごみ、細菌を無くせばいいのです。
生ごみは多くの場合、最初の治療の時に取り残した神経のカスです。
つまり
神経を取るときの治療がすごい大事って事
ここで、ちゃんとした医院で処置をしてもらわないと、その後悪くなる可能性が高いんですよ
しかも、虫歯が深くて神経に近くてもちゃんとした医院では、神経を残してくれる可能性が高い!
そもそも神経を取らなくても良い可能性が高いわけです。
歯の神経を抜く治療、なぜ半数がトラブル? | ヨミドクター(読売新聞) (yomiuri.co.jp)
以前も紹介しましたが、こちらも合わせて読んでいただきたい記事です
そして、生ごみ(神経のカス)があっても細菌がいなければ腐敗は起こらないので
細菌をとにかく減らすことが大事なのです!
これについてはまた次回!
皆さん、根の治療はちゃんとした医院を選びましょう!
自費でやった方がいいですよ
辻本デンタルオフィス 辻本真規
執筆者情報
院長/歯科医師・博士(歯学)
【略歴】
- 2008年
- 日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部附属病院 研修医
- 2009年
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
齲蝕学分野入学 - 2009年~2013年
- 開業医勤務
- 2013年
- 日本顕微鏡歯科学会 認定医取得
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了
博士(歯学)取得 - 2013年~2018年
- 長崎大学大学院
医歯薬学総合研究科齲蝕学分野助教 - 2016年~
- 日本顕微鏡歯科学会代議員
- 2017年
- 日本顕微鏡歯科学会認定指導医取得
デンツプライシロナ エンド公認インストラクター - 2018年
- 辻󠄀本デンタルオフィス開業
【受賞歴】
- 2015年
- 日本歯内療法学会関東甲信越静支部 第9回ウィンターセミナー鈴木賢策賞受賞
第12回日本顕微鏡歯科学会学術大会 大会長賞受賞
開業歯科クリニックでの勤務や大学での研究を経て、
長崎大学の齲蝕学分野助教となり、根管治療の難症例などの治療にあたる。
2018年に「辻󠄀本デンタルオフィス」を開業。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療を得意とし、難症例にも多く対応している。
歯科医師向けの様々なセミナーの講師を務めるほか、歯科関連の雑誌や書籍の執筆等精力的に取り組んでいる。
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