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歯の治療が原因で他の病気が悪くなる!? 歯の治療と全身疾患のお話

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根管治療・マイクロエンド・歯内療法歯周病病巣感染福岡・大濠公園・歯医者

皆さんこんにちは、辻本デンタルオフィス院長の辻本です

 

お盆も終わり、昨日からお仕事という方も多いのではないでしょうか?

辻本デンタルオフィスも昨日から診療を再開しております。

 

私は2泊3日でこの前まで住んでいた長崎に行ってきました。

長崎の友達や長崎大学の後輩達と食事をしたり、長崎大学病院に顔を出して、研修医に色々治療の話などをしてきました

もう大学の先生ではないですが進路相談に乗ったりもしました笑

 

さて、今日は歯科治療と全身疾患の話です

よく歯科医院でも言われるのが、

 

「歯周病と糖尿病が関連しますよ」

 

ということ

 

しかし、今回はちょっと違う切り口です

 

辻本デンタルオフィス院長である私の一番の武器はマイクロスコープと根管治療(歯の根の治療)です

 

この根の治療

ようやくブログに登場根の治療の話(歯の神経の治療)

先日ブログにも書いた根管治療のはなし

動画にある状態のようになってしまうと…

 

歯の根の中が感染して、根の先に病気(根尖病変)

が出来てしまうことがあります。

これは、歯の神経が死んでしまい根の先の骨の中まで炎症が及んでしまう状態!

または、歯の神経をとる治療をしたけど、治療が失敗した場合!(治療が下手だった場合と、二次的な要因の場合があります)

 

このような時に、神経の治療をしていくわけですが・・・

 

症状がなくてもそういう状態になっちゃって

いるってしってました!?

これは前歯のレントゲン写真ですが…

左上の2番目の歯に大きな病変が出来てしまっています

この線の部分です、他よりもこの部分が黒くなっているのが分かるでしょうか?

この部分は炎症によって骨がなくなっているのです

 

こういう根尖病変や歯周病など、急性の痛みがない炎症を慢性炎症といいますが、これが問題です…

このような慢性炎症が体にあると全身に色々と問題を起こすことがあるんですね

 

↓は 日本病巣疾患研究会のHPですが、非常に良くまとまっています

 

口腔病巣疾患

このように歯科治療をしっかり受けないと、慢性炎症があるままで、問題を起こすことがあります

症状はなくても、しっかり治療を受ける必要性があるのです!!!

 

そして、もう一つ気をつけたいのが口呼吸!!

 

これについては、また明日書きますね

 

辻本デンタルオフィス 辻本真規

執筆者情報

院長/歯科医師・博士(歯学)

Masaki Tsujimoto

【略歴】

2008年
日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部附属病院 研修医
2009年
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
齲蝕学分野入学
2009年~2013年
開業医勤務
2013年
日本顕微鏡歯科学会 認定医取得
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了
博士(歯学)取得
2013年~2018年
長崎大学大学院
医歯薬学総合研究科齲蝕学分野助教
2016年~
日本顕微鏡歯科学会代議員
2017年
日本顕微鏡歯科学会認定指導医取得
デンツプライシロナ エンド公認インストラクター
2018年
辻󠄀本デンタルオフィス開業

【受賞歴】

2015年
日本歯内療法学会関東甲信越静支部 第9回ウィンターセミナー鈴木賢策賞受賞
第12回日本顕微鏡歯科学会学術大会 大会長賞受賞

開業歯科クリニックでの勤務や大学での研究を経て、
長崎大学の齲蝕学分野助教となり、根管治療の難症例などの治療にあたる。

2018年に「辻󠄀本デンタルオフィス」を開業。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療を得意とし、難症例にも多く対応している。

歯科医師向けの様々なセミナーの講師を務めるほか、歯科関連の雑誌や書籍の執筆等精力的に取り組んでいる。

Tel.092-791-2223
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